連携市民講座「あなたは大丈夫?フレイル予防講座」第2回
2022/03/31
初めに、フレイル予防の脳トレになる、手遊びやゲームを行いました。右手と左手で違う順番でグーチョキパーを出す「不揃いジャンケン」、数字の掛け声に合わせて決まった体の部位を触る「ナンバータッチ」、色を表す漢字を使った「色文字ゲーム」などに挑戦しました。頭ではわかっても、身体の動きは思いどおりにならず、なかなか難しかったようです。
いろいろな活動をして生きがいづくりをすることがフレイル予防につながります。そのためのプラン作りを各自で行いました。まずは自分の特技や特徴を書いてみます。そこからテーマ(例えば趣味・ボランティア・仕事等)を選んで目標を決め、行う年齢、プランの課題、解決方法を具体的に書き出します。運動が得意ならランニングに挑戦する、料理が得意なら子ども食堂のボランティアをしてみるという具合です。今思いつかなくても心配ないが、常に何かできることがないか考えることが大事だと、先生はおっしゃっていました。
最後は、介護とお金についてのお話がありました。自分の介護は家族の誰かがやってくれるのが当たり前と考えていても、家族はそう思っていないかもしれません。親族が介護をすることは、心身ともに大変な思いをすることもある現状を理解し、誰に、もしくはどこで介護してもらうか?、お金は誰が用意するのか?といった問題を、あらかじめ考え、準備しておくとよいそうです。
参加された方は、フレイル予防となる社会参加を、講座参加という形ですでに実践されていますが、講義を聞いて、ますます健康を維持することの大切さを感じられたようです。