市民企画講座「女性ホルモンとカラダのトリセツ～更年期をより美しく健康に～」

6月5日(日)

更年期と女性ホルモン、女性の心とカラダのケアについて、知っているようで、よくわからない。誰に相談したらいいの？みんなも我慢しているから・・・？という課題に、解決と対策を。更年期を身体の、そして人生の変容のチャンスと捉えてみようと、講師がこの講座を企画されました。座学だけでなく、講師はお得意のエクササイズも講座に取り入れています。

初めに講師の自己紹介。次に、グループになって自己紹介タイムとなりました。自分の好きなもの、行きたい場所などを用紙いっぱい書き込みます。それを見ながら順番に質問します。同世代の女性同士ですので話がはずみました。

そして、講義は一生を通した性ホルモンの変化、一か月の女性ホルモンの増減の様子、生理との関連など改めて聞くことで、身体についての理解が深まりました。女性ホルモンのメリットとデメリット、更年期の不調がなぜ起こるのか。症状は人それぞれ、300 種類もの症状が考えられるそうです。10％程度の人は、殆ど感じないまま過ぎます、つまり90％の女性は何らかの不調を感じていることになります。自律神経失調症状や精神的症状だけでなく、関節痛や手のこわばり、便秘や下痢、もの忘れも症状の一つだそうです。

そして、周りの人に伝えることから始めましょうとのことです。「言っても無駄。職場で言うのは恥ずかしい」と考えず、更年期の症状は外からは見えないので、相手に伝えないとわからない。「今はしんどい」とはっきり言うことで周りの援助を促すことが必要だそうです。

最後に、姿勢や身体の様子を互いに見て、ストレッチやスクワットを行いました。スクワットを継続することで、体幹がしっかりして変化が分かるそうです。講師から、講座終了まで継続してみましょうと宿題が出されました。