生涯学習・市民活動人材育成講座 「オンラインでつながろう②Zoom主催者ビギナーのためのhow to講座」

コロナ禍により、講座やサークル活動は、中止を余儀なくされ たり、参加者が減ったりするなどの影響を受けました。そこで、コロナ禍でも活動を続けられるオンライン会議ツールであるZoomの使い方、主催者（ホスト）となって、開催する方法を学ぶ講座を、昨年に引き続き開催しました。講師はこまきe-コミュニティーネットワークの平尾さんと梶野さんです。

午前中は、Zoom初心者の方向けに、Zoomアプリの利用方法の基本から、ホスト（主催者）の役割、ミーティングの開催方法についての説明を行いました。Zoomはホスト自身の準備だけでなく、受ける側の準備が整っていないとスムーズに行うことができません。そこで、ホストは受ける方の準備にまで気配りすることが必要だそうです。また、受ける側がパソコンであるか、スマートフォンであるかによって、画面やボタンの位置が多少ちがうので、把握しておいた方がよいとのことでした。

午後は、主催者の経験がある方が対象で、もっとZoomの便利な機能を活用できるようにすることが目的でした。自分のパソコン画面上の画像や実行しているアプリケーションの画面を他の参加者の画面に映す「画面共有」、参加者を少人数に分けてミーティングを行うことができる「ブレイクアウトルーム」などについて、各自持参されたパソコンを使って実際に体験しながら学びました。

オンライン上でミーティングを行える、Zoomはとても便利な反面、主催者となって講座や会議を行うためには、機能を使いこなすために覚えなくてはいけないことが多くあることや、トラブルに対処できるようにいろいろなケースを想定しておかなければいけないことがあることがよくわかりました。講座後も残って熱心に講師に質問される方が多くみえ、これから自分で実際にZoomミーティングを行う予定であることが伝わってきました。ぜひ活かして活用していただきたいです。