【第7回ゆうゆう学級】健康料理教室 良い腸内環境を保つための食事

2018/08/24

8月22日第7回のゆうゆう学級は、名古屋経済大学 相澤恵美子先生に、「良い腸内環境を保つための食事」と題して、講義と実技指導をしていただきました。

相澤先生によると、長寿化が進むのは好ましいが、課題は健康寿命と平均寿命の差。愛知県は意識が高いので、健康寿命女性全国1位=76.32才、男性3位=73.06才。とは言ってもまだ10年ほど差があります。

最近の研究で健康寿命に大きな影響があるとわかってきたのが、小腸を中心に1,000種類、100兆個、重さにして1.5kgと言われる腸内細菌。老齢期に入ると特にビフィズス菌などの善玉菌が減少し、その結果腸の働きが悪くなり、便秘等を引き起こします。アルツハイマー病等のリスクも高まるとのこと。

腸内細菌が元気に増えるような食事が大切になります。食物繊維が多く、低脂肪の食事を。乳製品・発酵食品は細菌が喜びます。

そこで、今日は「とうがんとしらたきの煮物、鮭のラタトゥイユ添え、すまし汁、甘酒プリン、バラの飾り巻きずし」とバランスを考えたメニューとなっています。受講生は料理のベテランばかり?そこへ6名も学生さんが支援に入っていただいたので鬼に金棒。どんどん作業が進んでいきました。多少のミスもありましたがそこは大人。笑って許し合います。健康的な新しいメニューの食事を、若い学生さんと共に楽しくいただいて、充実した楽しい講座になりました。