講師スキルアップ講座

昨年に引き続き、元アナウンサーで現在はテレビ、ラジオの番組構成作家として、また、コミュニケーションアドバイザーとしてご活躍中の千田伸子先生を講師にお迎えし、「楽しく話し・楽しく学べる講座づくり」というテーマで講義していただきました。

脳科学から見ても楽しく学んだほうが、講座内容が良く理解され、記憶も定着するそうです。講座を楽しく感じてもらえるためには、講師の話し方、声の出し方の力量アップも必要です。元アナウンサーの千田先生ならではの発声練習の指導があり、皆さん真剣に取り組んでいました。

受講者との信頼関係もとても大切だというお話もありました。いくら先生でも上から目線の話し方は受講者のプライドを傷つけます。講座だけではなく、日常の人付き合いにおいても言えることですね。

後半、風船が配られ、自由に遊んで感じたことを書いてみるというワークを行いました。膨らますだけじゃなく、伸ばしたり、たたいたり、絵をかいたり、いろいろな反応が見られました。実際に手に取ってみると、ほとんどの方が、風船と言葉で聞くだけでは想像できなかったことを行っていました。参加者は体験することの大事さを実感されたようです。