月と太陽の共同作業、年明けの部分日食

2018/12/27

年明けの2019年1月6日には、全国的に部分日食が見られます。部分日食とは月が太陽の一部を隠す現象です。日食が起こる時間は下記のようになります。食分最大(一番たくさん欠ける)の時には、太陽の直径の約4割が月に隠れます。

・欠け始め・・・・午前 8時41分
・食分最大・・・・午前 9時57分
・欠け終わり・・・午前11時27分
日食を見るときは、必ず日食グラスなどの専用の道具を使ってください。強烈な紫外線によって、目を痛めることがあります。道具がない場合は木漏れ日などを観察してみましょう。おせんべいをかじったような形に見えるはずです。

部分日食

皆既日食

撮影:2017/8/22

龍華良典

(明治大学天文部OB会)

太陽の全体が隠れる場合は皆既日食と呼ばれるのじゃが、月と太陽の見かけの大きさはほぼ同じなので、狭い地域でしか起こらず、なかなか見ることができないのじゃ。

皆既日食については、冬休みの「宵のプラネタリウム」で投影する「ポケットモンスター サン&ムーン」でも詳しく説明するので、ぜひ見てくれ!