おもしろ科学実験

2019/02/06

第17回のゆうゆう学級は、地元の科学愛好家として、地域や学校の講座で、大人も子供も楽しめる科学を教えていただいている谷口富雄先生による、「おもしろ科学実験」と題し、科学のおかげで生活が便利になったお話をお聞きしました。

先生がまず取り出したのが「炭火アイロン」。人間は熱をとても上手に利用してきた例です。とても便利なものでしたが、準備も取り扱いも面倒です。現在のスチームアイロンとは比べようもありません。次に取り出したのが「使い捨てカイロ」少し前に使われていた白金カイロも例に出し、成分や熱を出す仕組みにのお話を聞きました。

次は「エアコン」の話、コンプレッサーの力で暖房も冷房も可能。その原理は?AIが発達し、モーターをコントロールできるようになったので、つけっぱなしでも省エネになる便利な時代になりました。でも外気温が低い北海道では、熱交換の効率が悪く冬はエアコンが使えないそうです。

最後は「LED」と「電池」の話。近年の発達は目覚ましく、光の三原色である「赤・緑・青」がそろったおかげでどんな色でも作れるようになり、また、価格も抑えられるようになりました。街の姿が大きく変わるそうです。とりあえず、懐中電灯の豆球を「LED球」に変えるだけで、明るく長持ちして非常時に役立つそうです。古い懐中電灯をお持ちの方は交換してみませんか?