己 書 ~もとちゃん道場~
2019/06/09
市民企画講座「己書(おのれしょ)~もとちゃん道場~」の第1回が、6月7日、抽選で選ばれた15名が参加して市公民館創作室で行われました。講師は、日本己書道場師範の本(もと)美保先生です。
己書は、最近テレビなどのメディアでも紹介されている人気の文字ですが、文字というよりもアートといった感じです。今日は初回ということで、基本の円相(図形の丸〔円形〕を一筆で描いたもの)からスタート。「10時の位置に筆先を置いて8時に戻してそのまま回していってください。」口で言われても簡単にはなかなか丸くなりません。何度も何度も練習します。かすれが出ると、味のある円になります。
次は文字。書道の常識をすべて忘れることが大切。書き順は無視。それどころか、右から左、下から上に書いた方が良いとか。払いはなしで止める。2度書き3度書きもOK。紙面の余白を上手に生かすことが良い作品を作るコツだそうです。
最後に今日の作品で一番良いものを額に入れて終了。皆さん悪戦苦闘しながら、何とか額に入れる自分だけの書(己書)を完成させることができました。