ミニチュア着物を作ろう

新しくミニチュア着物作りの講座が6月1日より始まりました。講師は和裁技能士の資格をお持ちの上田浩恵先生です。
はじめに、着物の部分の名称を教えていただきました。上田先生は、ご自身が身につけられている着物を使って、わかりやすく説明しておられました。ミニとはいえ、作りは本物の着物とほぼ同じです。着物がどのようにできているのかの勉強にもなります。
第1回目の作業は、型紙を切って、布にあて、裁断するところまでです。この講座は、宿題なしで時間内で完成させることが目標ですが、初回は先生の熱が入って説明部分が少し長くなり、時間内に終わらなかった方もみえました。できる方は家で続きを、一人で作るのが心配な方はまた次回の講座でとなりました。
今回は上田先生が用意してくださったキットを使って作りますが、やり方さえ覚えれば、次は自分の好きな布を使って作ることができます。もう少し大きなサイズで作れば、節句飾りにも使えそうな豪華な雰囲気になります。着なくなった着物を、ミニ着物に作り変えるのも楽しそう。「市松人形に着せたいわ」とおっしゃる方もいて、夢は膨らみます。