<チャレンジ登山グレードUP!最終回>

2019/10/06

 

最終回の今日は、特別ゲストとして全盲のアルピニスト山田弘氏をお迎えして、登山の素晴らしさについて教えていただきました。
山田さんは11歳で病気のため視力を失い、自分だけでは外へ出にくい状況でしたが、助けを借りながら街へ出る、山へも行くという生活から、登山に深く関わるようになったそうです。
アルプス登山などでは、ペアとの相互信頼と配慮がなければとても苦しいものになるそうです。頼るけど頼り過ぎない、配慮するけど助け過ぎない。技量差がある方との登山に参考となります。
あえて登山に行くのは?
出来ない、無理だと言われることでも、協力をしてもらわないと無理だが、1つ1つ克服していく喜びがある。実生活上でもできないとあきらめることが少なくなる。
健常者へのアドバイスは?
目が見えるのだから、もう一つ目的を持てると山がさらに楽しくなる。写真が趣味の方は多い。高山植物・動物・昆虫好きなものが増えると、登っていても楽しさが増すのでは。
11月には希望者で、実地トレーニングを実施する予定だそうです。