バランスボールで心と身体を元気に

2019/11/14

 

市民企画講座「バランスボールで心と身体を元気に」4回講座が開講しました。講師は、バランスボールインストラクターの資格をはじめとして、体力指導士・産後指導士、栄養士等様々な資格をお持ちの鈴木佳世先生です。
今回は、バランスボールの説明と正しい姿勢の重要さのお話がありました。「自宅にボールがありますか?」という先生からの問いかけに、受講者の半分以上の方が手を挙げられました。ところが「活用していますか?」と聞かれると、手を挙げた方はなんとゼロ!自己流では効果も出にくく、続かなかったのかもしれません。バランスボールは、医療用としてリハビリにも使われ効果は実証されています。正しく使えば筋力を無理なく鍛えることができ、体幹の強化、脳の活性化にもつながるそうです。
大きなゴムボールであるバランスボールに腰掛けるには、ある程度のバランス感覚と筋力が必要です。普通の椅子に背もたれなしで座っていられるかどうか、先生にチェックをしていただきましたが、皆さん合格でした。
次はペアになって、一人がまっすぐな壁に背を当てて立ち、もう一人が猫背や反り腰のチェックをしました。自分では普段なかなかわからない姿勢の特徴を知って、姿勢の悪さが体の不調の原因と思い当たった方もいたようでした。
最後にいよいよバランスボールに乗ってみます。慎重に手で押さえながら、後ろから回りこんで座ります。「気持ちいい」「ちょっと怖い」「意外と転がらない」など感想はそれぞれでしたが、小さく弾ませてみて感触を確かめていました。
先生から「最終回までに自分がどうなっていたいか考えてきてください」という宿題が出て、講座は終了しました。