健康最高 簡単体操

2020/10/28

    
 
本日の講座「健康最高 簡単体操」の講師は、小牧市レクリエーション協会代表の後藤有嘉先生でした。先生は「こども夢・チャレンジ文化事業」で「流しそうめん体験」等ユニークな事業を開催してこられました。
 
コロナ禍のレクリエーションということで、徹底的に「ソーシャルディスタンス」を意識した講座を実施していただきました。
後藤先生によれば、コロナによる外出自粛の影響で、身体の衰弱や認知症が進む傾向がみられ、小牧市にも推定6,000名以上の患者がいらっしゃるとのことです。
今日は日常的に頭と体を使うことで、衰えを防ぐ方法を指導していただきました。
 
ウォーキングはストレス解消や基礎代謝の向上等に有効だが、同じ行程を同じように歩いていては、頭は働いていないので、効果は限定的になるそうです。
例えば、枠の中を歩数を数えながら歩く。
3歩と6歩目は数を数えず手をたたく。
3歩と6歩目は、枠の外に足を出す。
 
条件が変わるたびに、受講生に混乱が広がっていきます。
分かってやっているつもりなのに体がついていきません。
最初は間違えて笑っていたのが、だんだん真剣になってしまいました。
 
後半は丸くなって座り、数を数えたり、しりとりをしたりしました。
ここでも、出来るようになると条件が加わっていきます。
順に数を数えながら3の倍数のときは数を言わず手をたたく、100から数を減らしながら3の倍数は手をたたく。
しりとりでは、前の2人の言葉を繰り返してから自分の言葉を言う。
 
「誰でも慣れてしまえば上手になる。慣れたら頭は働いていない」そうです。
簡単体操でしたので身体はそんなに疲れませんでしたが、頭はしっかりトレーニングできた講座になりました。