市民企画講座「果樹の育て方」
2021/01/15
市民企画講座「果樹の育て方」第3回は「ウメ」を中心に行いました。「桜切る馬鹿、ウメ切らぬ馬鹿」という言葉がある通り、梅はとにかく元気が良いので、ほかっておけば枝がどんどん伸びて、6m程になるそうです。人間の都合の良い大きさでいてもらうためには、手入れが必要なのだそうです。
「花」をめでるなら、大きさや形だけに気を付けて、どんどん切っていけばよいそうです。失敗しても、梅は枝をどんどん出すので、また次年に直せばよいそうです。
「実」を取るなら、花芽のでき方や、果実の実る枝を見ながらの剪定となります。1年目に長枝が伸びて、2年目に長枝から出た短枝の花芽に実が成るとのこと。また、4年ほど実をつけさせた枝は切っていき、新しい母枝と交換させていく必要があるとのことで、先を見た剪定が求められます。
実際の梅の枝を見ながらの講義ですので、受講生の皆さんも納得しながら受講ができていました。