こまなびカルチャー講座「家庭でできるステキな草木染」 第2回

2021/07/10

今日が講座2回目。前回の経験を活かし、玉ねぎの薄皮を使ってスカーフを染めていきました。

作る前から「わくわく感」が強く、定刻より早く会場入りして、講師の先生に質問したり、情報収集したりと積極的な姿が多数みえました。

今回はスカーフの重さと同じ30gの玉ねぎの皮を30分間煮出し、その液体で染めるというもの。まずは仕込み作業。模様づけのための作業にも熱が入ります。割り箸ではさみこんだり、輪ゴムで絞りこんだり。前回経験しているだけあって、「ここにこんな模様をつくり出したい」とねらいをもってすすめました。

次に、仕込み作業を終えたスカーフをミョウバンの水溶液につけ込みです。染色ムラを防ぎ、発色をよくするためとのこと。また、ミョウバンは漬物のコーナーで発色をよくする材料として売られているとのこと。材料が一気に身近に感じた瞬間でもありました。

そして玉ねぎの皮の煮出し。30分煮込むと、いい色の煮汁ができました。まるで、だし汁のようでした。この煮汁に先ほどのスカーフを入れ、さらに弱火で30分。途中裏返したり折り目を広げたり。待ち遠しさいっぱいでした。

染色を終えて、いよいよすすぎと割り箸や輪ゴムはずし。すると次第に模様部分が出現。あちこちから歓声が聞こえ始めました。絞り模様だけでなくグラデーションに成功した人も。互いの作品を見合いながら素敵さの感想交流が広がりました。

会の最後、自然と大きな拍手につつまれての散会となりました。創る喜びがいっぱい感じられる、笑顔いっぱいの講座となりました。