令和3年度ゆうゆう学級 ~健康寿命を延ばす睡眠~
2021/10/24
本日は、「健康寿命を延ばす睡眠」と題して、救急救命士の方を講師に迎えお話をして頂きました。
はじめに尋ねられたことは「健康に気を遣っていますか」。何となく、塩分は控えめにとか、できるだけ毎日ある程度は歩いた方がいいんだろうなとか、暴飲暴食は避けようかなというくらいは思っています。でも今日は暑いから、今日は寒いから、あるいはこんなおいしそうなものを目の前にしたら食べないと・・・などなど言い訳をしながら過ぎている自分がいます。そのため、ことさら意識して行動に移していないなと感じながらのスタートとなりました。
深い眠り(レム睡眠)と夢を見る浅い眠り(ノンレム睡眠)の関係や、眠りを誘うメラトニンと目覚めに大切なコルチゾールといったホルモンについてわかりやすく説明をいただきました。質の良い睡眠を十分に取ることで運動や記憶力が良くなること、また、子どもの発育にも睡眠が関わっていることを知り、驚きました。同じ5歳児でも早寝早起きの子たちが△を描けるのに夜行性の傾向のある5歳児ではまだ△の形が上手く描けないという研究報告があるというのです。睡眠の質を上げるための方法として、朝の光を浴びて体内時計をリセットする、寝る2時間前にはブルーライトを浴びない(スマホなどの使い方にも留意する)眠くなったら寝る。自己管理が大切。自分の体に投資する。と熱く語られました。あらためて何事も継続することの大切さを認識する機会となりました。
最後に、運動に関して印象に残った言葉です。「年齢とともに足腰の痛みを感じる方が増えてきますが、オススメなのはスクワット。しかもゆっくりと。ゆっくりやるのがポイント。」「何歳でもできます。年は忘れてください。足の筋肉はすぐに衰えます。だから足に負荷をかけることで免疫力が上がり風邪を引かなくなります。」