令和3年度ゆうゆう学級 (11月17日)「社会見学1日」 ~東海道二川宿本陣・旅籠&のんほいパーク~
2021/12/02
市のバス2台に分乗し、愛知県の東端豊橋市へ出発。高速を順調にバスは走り、二川宿本陣資料館へ。街道東海道のすぐ脇をJRと新幹線の線路が通っています。踏切を横切り、目の前を通る列車の轟音に驚かされます。
さて、資料館では学芸員さんのお話をうかがい、当時のまま本陣が残っているのは全国でも草津宿とこちらのみ。隣接する旅籠もあるのは、ここだけとのこと。貴重な文化財を残してくれた人々に感謝です。
畳敷きの廊下をたどり、立派な幕を飾った広い玄関へ。ここは到着した大名らをお迎えする所。また、部屋の中でも、床の間があるのは格の高い家来用、一段と高い座がある殿様の部屋と、身分の違いを感じます。
隣接の旅籠へ向かうと、入り口の土間には足を洗う旅人とそれを助ける女性の人形がいました。急な階段やかまど、行灯など昔の道具類にも歴史を感じます。表に回れば、車がようやくすれ違えるほどの街道筋の家並み、家の前には屋号の看板がかかっています。・・井筒屋、壺屋、澤瀉屋・・
資料館では、参勤交代の様子や宿場の賑わい、旅人の持ち物など、当時の様子がよく分かります。
次は、二川宿からほど近い豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)。お弁当をもって、休憩所へ。おなかも膨れたところで、植物園・自然史博物館・動物園と各グループで興味のある所へ思い思いに出発しました。バナナやパイナップルの実る温室には、きれいな花々に熱帯の植物、クリスマスのイルミネーション。博物館には、アメリカ大陸などで発見された巨大な恐竜の骨格見本が見上げるばかりに何体も展示してあります。地元の小中学生の遠足も来ていました。
一番人気は、キリンに白熊、ライオンなどの動物たち、間近に見学できる良さがありました。あっという間に時間になり、帰路へ着きました。昨年は中止となり、久しぶりの楽しい遠出の旅になりました。