主催事業
展覧会

小出ナオキ「指さきのゆき先~紙、布、木、プラスチック、土、それから~」

小牧市の隣、豊山町出身のアーティスト・小出ナオキによる展覧会を開催します。小出氏は、これまで、粘土の焼きものやプラスチックなどで、ユニークなオブジェなどを作られてきています。近年取り組まれている平面などの作品を合わせ、昔から現在までの作品を一堂に展示・紹介する初めての機会です。会場の小牧市中央図書館イベントスペースに不思議な世界が出現するでしょう。ぜひ、お見逃しなく。
また関連イベントとして、アーティストトーク及び、焼きもの粘土造形のワークショップを開催します。

 

小出ナオキ(こいで なおき)
1968年愛知県豊山町生まれ。千葉県在住。1992年に東京造形大学造形学部美術学科を卒業。主にFRP(合成樹脂)、セラミック、木などを用い、雲のお化けやドクロなど、異界のものたちや、自身とその家族を作品化している。主な展覧会は、グループ展「マジック・ルーム」(Project Room/小山登美夫ギャラリー、東京、2003)、「カフェ・イン・水戸」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、茨城、2004)、「Fiction@Love」(MOCA Shanghai、上海、2006)、個展「In These Days」(小山登美夫ギャラリー、東京、2008)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」(新潟)、「Paul Clay」(Salon 94 Bowery、ニューヨーク、2011)、グループ展「特別企画 交流と実験 – 新時代の〈やきもの〉をめざして – 」(滋賀県立陶芸の森 陶芸館、2019)、個展「イオニコニアン:生まれなかった王国の遺構」(小山登美夫ギャラリー、東京、2023)など。

 

【関連イベント】
※ワークショップ <やきもの粘土でお化けを作ってみよう!>
日時: 2023年8月6日(日)13:30~16:30(受付13:15~)
会場:まなび創造館多目的室
内容:焼きもの粘土造形をします。ヘンテコおばけやユーモラスな生き物など、思い思いの空想キャラクターを粘土でつくってみます。作った粘土作品は、後日、講師の小出ナオキさんが、窯で焼成し展覧会会場に併せて展示します。作品は、展覧会終了後にお渡しいたします。
定員:15名(申込抽選)
参加費:1,000円(材料費・保険料込)
申込期間:7月1日(土)9:00~7月11日(火)17:00

申込フォーム・電話(9:00~17:00 ※月曜定休)にて受付

申し込みは締め切りました。

 

※アーティストトーク <指さきをめぐる旅~素材と私との関係~>(仮)
本展作家小出ナオキさんが、自身の作品や制作についてお話しいたします。
日時: 2023年9月2日(土)14:00~ 15:00 (受付13:30~)
会場:まなび創造館多目的室  定員:70名  無料
事前申込なし。当日会場にお越しください(※当日会場先着順)

 

 

指さきのゆき先
~紙、布、木、プラスチック、土、それから~
僕の作品はいろいろな素材でできています。今、一番よく使うのはセラミック(陶土)です。
でも、この素材に出会うまではいろいろなものを触ってきました。初めての表現は紙の落書きからでした。そして、学校では絵を勉強してキャンバス(布)に油絵の具で制作していました。その後FRP(プラスチック)という素材と出会い立体を制作しだします。また、家族が増えたタイミングで今一番使っているセラミックと出会うわけです。
実は、これらの素材が移り変わっていく時には、それぞれ僕の中で大きな変化がありました。それは、環境の変化でもあり心の変化でもありました。この展覧会では、作品をおってその変化をみなさんと旅していきたいです。そして、これからこの世界とともにどんなふうな未来に行くのか一緒に考えてみたいです。

小出ナオキ

公演日時 2023年9月2日(土)~2023年9月10日(日) 10:00~17:00
会場
1階 イベントスペース
チケット料金 入場無料
申込み・
お問合せ
一般財団法人こまき市民文化財団
TEL:0568-71-9700
主催 一般財団法人こまき市民文化財団
共催 小牧市
小牧市教育委員会

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