こまきの劇場・映画文化  トークと映画上映会「夢みるように眠りたい」

かつて小牧には大正期に2つの芝居小屋「小桜座」、「甲座」が生まれ、昭和に入り、映画を上映する「小牧劇場」、「カムカム劇場」へと変わり、娯楽の少なかった当時、映画は大変な人気を集め子どもから大人まで多くの人が集いました。
当時の懐かしい小牧の劇場や映画文化に関わられてきた方々をゲストにトークと映画上映会を開催します。
映画は林 海象監督の幻の伝説的デビュー作<夢みるように眠りたい>。数々の国際映画祭で招待上映や受賞をし、これまで見る機会の少なかった作品を貴重なオリジナルフィルムによる上映をします。

 

【トークイベント】1月12日 13:30~
<~こまきの劇場・映画文化  夢みるシネマ~> 懐かしい昔の小牧の劇場・映画に関するトーク

昔、小牧にあった劇場「小牧劇場」と「カムカム劇場」をご存知ですか?大正期に初めてできた芝居小屋「小桜座(こざくらざ)」「甲子座(きのえねざ)」から、昭和には映画館へと変わり、娯楽の少なかった時代の中で、街に華やぎをもたらし、子どもから大人まで多くの人達で賑わいました。当時の小牧の劇場に関わられた方や元・映画看板師の方など、地元小牧の方々お招きし、昔の劇場や映画看板画の話など、当時の話を直接きけるまたとない機会です。

 

【映画上映会】1月12日 15:00~
[夢みるように眠りたい:林 海象監督1986年製作 81分]

「私立探偵濱マイク」シリーズ等を手掛ける林 海像監督の伝説的デビュー作品。当時、29歳の全く無名だった林 海象が、モノクロで音楽と効果音弁士の声だけで構成された異色のサイレント映画。昭和30年代頃の浅草、花やしきなどを舞台にした探偵物語。当時、唐十郎率いる「状況劇場」で活躍していた俳優 佐野史郎の映画初出演にして初主演、他にも吉田義夫、深水藤子、あがた森魚、遠藤賢司といった個性派が脇役を固めている。数々の国際映画祭での招待上映・受賞作品。

 

■映画の解説■
昭和のはじめ、東京。私立探偵の魚塚(佐野)は、月島桜(深水)と名乗る謎の老女から人探しの依頼を受けるが、次々と奇妙な事件に巻き込まれ、やがて一本の古い映画の世界へと迷い込んでいくのだった…。
■監督・脚本:林 海象
■撮影:長門勇市■美術:木村威夫
■出演:佐野史郎、深水藤子、佳村 萌、吉田義夫

 

上映終了後、林 海象監督によるアフタートークを実施

公演日時 2020年1月12日(日)
チケット料金 入場無料
申込み・
お問合せ
(一財)こまき市民文化財団
※申し込み不要
主催 (一財)こまき市民文化財団
共催 小牧市・小牧市教育委員会

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